着物に関する雑学のご紹介

着物に関する雑学のご紹介

外国人には着物が好きな人が多いです。織りや染め、豪華な色彩や上質感などに惹かれると言い、古着をお土産にする人もいます。私もたまに海外の女性には古着の着物をお土産にすることがありますが、中には家には着物を広げた状態でピンで止め、インテリアとして飾る外国人や、帯などはテーブルランナーといいますが、テーブルの中央に引くクロスとして使用する外国人もいます。そんな着物の好きな外国人に会った時に披露できる雑学をご紹介します。

着物の柄は縁起ものが多い

幾何学的に見える着物の柄も、動物や植物の柄も、実は縁起ものであることが多いです。例えば青海波(せいがいは)です。古くから歴史があるこの模様は、扇型の線が魚のうろこのように続く模様です。これは海の広さ、広大さを示していて、永遠に続く波のように子孫が反映するように、といった意味が含まれています。

東西で帯の巻き方が違う

関東と関西では帯の巻き方が反対です。自分の体を中心にして反時計回りに巻くのが「関東巻き」、時計回りに巻くのが「関西巻き」です。女性の御太鼓の結び方はよく見ないとわかりませんが、男性の貝ノ口と呼ばれる結び方は一見してわかります。機会があったら注意して見てみてくださいね。

着物と浴衣

浴衣も着物の一種ですが、ここでは分けて記載させてください。

昔のお風呂はサウナのような蒸気を浴びる方式で、裸に湯帷子(ゆかたびら)と呼ばれるものを着て入ったそうです。その湯帷子が今は夏に長襦袢無しで着る涼し気なカジュアル着になりました。

十二単は重い

平安時代から続く伝統ある十二単ですが、たまに神社の結婚式などでお目にかかることがあります。五重、八重などのものもありますが、本当の十二単は全部着用するとなんと20キロにもなります。ちなみに12枚を重ねたものだけでなく、20枚も重ねて着る十二単もあるそうです。

着物はエコ

着物を着る時の小物はたくさんありますが、例えば帯揚げや帯締めは、一部シミや傷みができて着ることができなくなった着物のハギレなどが再利用できます。他にも首に直接触れる長襦袢には半襟を付けて、もし汚れても半襟を交換すればよく、長襦袢や着物には直接肌の油汚れは付かないようになっています。その半襟自体も着物のハギレなどが再利用できます。再利用や汚れた時などのことをよく考えられて今の形になっています。

最後に

いかがでしたか。外国人にだけではなく、日本人にも披露できる雑学でもありますよ。

着物をよく知ることで、着物への興味が深まります。

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