着物を着たまま食事をするときの注意点は?

着物を着たまま食事をするときの注意点は?

着物って高いですよね。着物の購入だけでなく、着物の保管や、クリーニング代金などのメンテナンス代金も洋服に比べると高いです。ほんの数ミリ程度のシミも、クリーニング店で染み抜き加工をお願いすると、すぐ数千円になってしまいます。

特に麻や木綿、ポリエステルの洗える着物などではなく、絹の着物はデリケートで扱いが難しいからです。でも正式な場所に着ていく格の高いフォーマルな着物は絹がほとんどですよね。結婚式の披露宴の食事を頂く時、皆さんはどうやって気を付けていますか?

自分で気を付ける

私はなるべく自分で気を付けるようにしていました。できるだけ袖を振らず、ゆっくり慎重に行動しています。私が持っているフォーマルな着物はほとんど地味な色のものが多いので、実際シミになってもそんなに目立たないかな、結局クリーニングして保管するし、と思っていました。でも結婚式の披露宴はお酒を飲む方も多いですし、コース料理でたくさんお皿が出て来たり、ビュッフェスタイルだと立ち上がってお料理を取りに行ったり、結構危ない場面が多いです。

でも、自分で気を付けるには限界があります。

着物教室に通っていた時に、振袖のお披露目会に出席しました。一月の寒い時期で、前日になぜかめったに降らない大雪が降り、当日は雪が道路に積もって泥と交じり、どろどろのべちゃべちゃの道路を歩かなくてはいけませんでした。その時はさすがに迷いました。できるだけ気を付けても、泥撥ねは人からもらうこともありますし、電車などで混んでいたらよけることも出来ません。結局裾を捲し上げて帯に挟み、着物の上に雨コートを着て予備の足袋を持って、さらに雨ガードを付けた草履を履き出かけることにしました。その時は大きなシミなどを作らず、帰ってくることが出来ましたが、家に帰ってから最後の最後に雨コートを脱いだ時に雨コートに付いた泥が跳ねて着物についてしまいました。

ガード加工の威力

着物を新調するときに迷うのが、ガード加工です。最近はとても技術が発達してきた雨や水などをはじく加工ですね。着物を新調するときに数千円から数万円でオプションとして呉服屋さんで勧められることが多いです。クリーニング店などでも取り扱っているお店があります。

私はよくお店の方に、披露宴でジュースを溢されてシミになった、赤ちゃんを抱っこしている時にミルクが付いてしまった、などのことがあって皆さん後悔しているから付けた方がいいのではと言われて勧められます。

確かにガード加工をしておいた方が安心です。でも、ちょっとだけ気を付けてください。中には水は弾くけれどもジュースは弾かない、赤ワインはシミになる、泥は早く拭かないと取れなくなる、などの注意書きが記載してある加工方法もあるようです。

決して安いものではないので、加工した方がいいのかは着物の金額に見合っているか、適用内容は十分か、など、色々考えてみてください。

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